皆さん同じだと思いますが、この数か月は人生でこれまでに無かったほど、感染症についての知識を深めてきました。
洪水のように溢れる情報の中には、間違いや思い込み、デマが少なくありませんでした。
そしてそれらの中から、専門家や実際に医療の最前線で日々感染症と闘いながら知見を深めている方々の貴重な情報を、信頼できるものとして見つけ出すことが日常になりました。
自分のことを振り返ると、東洋医学から知り得た情報によって日々の整体を行い、様々な痛みや凝り、苦しみを緩和することに役立てています。
しかしそれらの知識の多くは、数千年前からの達人たちの並外れた直感によって得られたものであり、経験の蓄積によって検証を重ねられてきたとはいえ、科学的に実証された知識の体系とはルーツも論理も大きく異なるものです。
このコロナウィルスに関する情報の中で、よく使われていた免疫力という言葉は、西洋医学の免疫という言葉を使いながら、整体やマッサージ等の民間療法の売り文句によく使われてきた言葉です。しかしそれは感染症のプロの方々が眉をしかめるような、あやふやなワードであることが語られることもしばしばありました。
私自身、この言葉を使ってきたこともあったかもしれません。
そう考えてからは特に今、みだりに無責任な情報を発信するべきではないと、自らを戒め、この数か月ブログもお休みしています。
しかし、ようやく私の整体院にも、感染症の拡大以来足が遠のいておられた方々がまたご来院してくださるようになってきました。
このご期待に応えられるよう、しかし自戒と反省の目を忘れずに、また少しずつ情報発信をしていきたいと思うようになりました。
気軽に投稿ができなくはなりましたが、何かお役に立てるお話ができるといいなと思っております。
ご期待ください。



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